リサイクルの方法4選

リサイクルをしようと決断するのは初めの一歩に過ぎません。リサイクルをすると決めたら、自分が選んだものが正しく地域の規制に沿って確実にリサイクルされるようにしたいところです。というわけで、ここでは今すぐにリサイクルできるものをリストアップしました。 

紙 

年間ゴミの23%が紙で、他のどの素材よりも多いことを知っていましたか?紙のリサイクル率は約70%と高くなっています。紙のリサイクルをするなら、新型の再生紙で紙製品を作ることで、木をはじめとする天然資源の保全に貢献できます。 

現在では、国内の大半のコミュニティおよび企業がリサイクルプログラムを展開しており、紙の分別を行っています。しかし全ての紙をリサイクルできるわけではないことは覚えておきましょう。紙のリサイクルを始める前に、地元のコミュニティでリサイクルできる紙の種類を確認しておきましょう。また買い物をする時には、再生紙を使っている製品を選ぶようにしましょう。 

ギフトバッグとギフトラップ 

私たちはギフトラップやギフトバッグを使いますが、美しくキラキラした新しいラップが良いということで、リサイクルしたものを使うことは滅多にありません。しかしこれは大きな間違いです。ラッピングではなく装飾ボックスを使うことでゴミの量を大幅に減らせることは知っていましたか? 

多くのギフトラップには光沢を出すためにコーティングやラミネート加工がされているため、リサイクルされないということを覚えておきましょう。とは言え、地域のリサイクルサービスをチェックすれば包装紙の処理に最適な方法を知ることができます。 

電池

電池は現在最もリサイクルされている製品の1つです。一部試算によると、2018年の時点で290万本以上の鉛酸蓄電池がリサイクルされていたとされています。しかし、その他の電池のリサイクル率は明らかになっていません。 

電池はリサイクル可能ですが、ニッケルカドミウム、鉛酸、リチウム金属、リチウムイオン、その他充電式電池の大半は、リサイクル用のゴミ箱に入れておくべきではありません。こうした電池は扱い方が特別で、家庭から出る有害廃棄物を扱う専用の回収所に持っていく必要があります。 

プラスチック

プラスチックは私たちにとって最大の敵であり、大きな環境汚染源です。ある試算によると、毎年3,500万トンのプラスチックが生産されており、リサイクルされているのはそのうちわずか8.7%だとされています。 

大半のリサイクルプログラムで何らかのプラスチックのリサイクルが行われていますが、全てのプラスチックに対応しているわけではありません。そのため、製品購入時は再生プラスチックを使用しているものを選びましょう。また、ペットボトルやその他プラスチック包装には、どんな種類のプラスチックが使われているのか表示されています。 

この情報を参考に、地域のリサイクルプログラムがどんな種類のプラスチックに対応しているのかを確認してください。